住環境を考えるブログ
Nishi-nippon Junior Collegeの皆さんの投稿写真を紹介する広場です。
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愛宕の公園 先日の講義で水への接近について話されていたので、そう言えばと以前撮った写真が同じような内容でしたので載せてみました。 とある高級住宅地区なのですが、海が間近でその景観を気に入って土地を購入家を建てたものの、後にそれを遮るかのように高速道路ができてしまったのです。 もちろん住民からは猛抗議が(苦笑)、それを緩和しようと京都の著名な作庭家にこの公園を作ってもらったのだそうです。 奇しくも高速道路と調和された威風堂々とした庭園となっています。 住民の方たちの心境は複雑でしょう。 破壊するのも人ならば調和するのも人、しかしその調和もその場しのぎや応急処置に思えてなりません。 どんどんと人だけが自然から遠退いてしまっている気がします。 利便性だけを追い求めて振り返った後に残るのはどんなものなのでしょう…。 むずかいし問題提起ですね。 これからじっくり時間をかけて考えていきましょう 以前ローマのスライドをお見せしたとき話しましたが 道をつくり建物をつくる、水とパンとぶどう酒、チーズなどを提供するシステムを考えるとまちとなります ただ、町をつくる方法が"手づくり”から"工業化"されるにつれなんとなく人間性が失われていく感じがするのだと思います でも、よく考えると工業化された町の景観も私たちがつくったものです それに共感する感情もあるようです (バックナンバー133,129,44,30,5など皆がとってくれたショットにもそんなコメントがありますね) ただ進歩と調和といったきれいな言葉ではなく PR 竹の玩具に夢中な子供たちです。 23日の昨日は西短で「ふれあい祭り」が催されました。 私達のブースは二丈の竹を使った玩具を作って、体験してもらう企画で参加しました。 目立たない場所でしていたこともあり、訪れてくれた人は少なかったのですが、ご年配の方は懐かしいと久しぶりの玩具を思い出しながら手にとって下さり、小さい子は初めて見る玩具に楽しもうと一所懸命になっていました。 そんな姿を見て、苦労はしたけど作って良かったなぁとしみじみ思いました。 因みに写真の子供たちはブースへ1日に何回も足を運んでくれたので、最後プレゼントしたらとても喜んでくれて、私たちも嬉しかったです。 イベント 祭り 非日常 遊びは、地域社会の持つ機能のひとつです 都市生活者にとっての身近な「自然とのふれあい」はこうした イベントからも子供たちに大きなよい影響をあたえると思います がんばりましたね
・それぞれのデザイン
・二丈の実習場で撮った種子散布後の植物と、西短でガーデニング中に見つけた蜂の巣、通学途中にあるマンホールです。 似て非なるもののように思えて実は、それぞれが機能美を追求した果ての形として、同じことを語っている気がしたので一緒に載せてみました。 因みにマンホールは地域ごとにデザインが違っていて、見てると面白くて集めています。舗装された道を歩く楽しさを教えてくれた物のひとつです。
新聞、テレビ、本などのなかった古代から人間は、絵を(壁画)書いてきました 自然の中の摂理的造形にあこがれ まねて書いてみようとしたのでしょう 誰が見ても整然とした形には何か尊厳や 神のようなあらがえないものを感じたのでしょう ハニカムもまた永遠な形のひとつ 三角でなく四角でなく六角形の安定的なそして方向性のない形はそれだけで安定したイメージを持ちますね 類似点を見つけるのは目でなく、あなたの造形力です 大切に育ててください
福岡植物園近くの坂に設置された手すりです。
波を打っている手すりを見たことがなかったので、最初オブジェなのかと勘違いしてしまいました。 そこは30度はありそうな勾配で、実際手すりは使い易く、急斜面を汲んでのデザインなのだと分かりました。 優しくて、素敵だなぁと思った瞬間でした。 なかなかすてきなところに目をつけましたね 実は、天神地下街や地下鉄の階段にも見られます、でも若い皆さんはなかなか気がつかないものです 名前は「クネット」と言います キワモノではなく体を支えるのには合理的な角度を持っています。 老人の多く利用する公民館のトイレの例も載せておきます 考え方を柔軟にして、豊かで楽しい装置を考え出したいい例だと思います また、見つけてください。 |
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プロフィール
HN:
Kouichi Kojima
性別:
非公開
職業:
建築デザイン
自己紹介:
建築設計のかたわら、Nishi-nippon Junior Collegeにて住環境論の講座を担当しています。
このブログは環境を学ぶ学生さんが日常のシーンを携帯カメラで切り取った写真を通して表現する場所です。 ご覧になった一般の方の感想もお受けします。 プライバシーの問題がでてきたら、非公開となります。 ご了承ください。
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