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住環境を考えるブログ Nishi-nippon Junior Collegeの皆さんの投稿写真を紹介する広場です。
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176で書いたように、京都に行ってきました。

IMG_4467.JPG写真はいずれも東山「金地院」の庭です。

特別拝観で遠州の茶室や等伯の襖絵など見たのですが、残念ながら撮影禁止です。
有名ですのでググッて下さい。

写メール(古いかな)よりサイズが大きいので携帯の方は開くのに時間と代金がかかります。

シーズンなのでどこも人だらけなんですが、昔つちかった裏道を通りしこたま歩きました。
京都ゆえに基本的に通りの風景は変わらないのですが、さすがに観光向けに整備され過ぎた通りに出るとやや残念な気持ちになります。

IMG_4468.JPG



新しい建物と古い建物の調和もしくは共存なかなかむづかしいのだと痛感しました。

皆さんも、今の福岡の町並みを充分に歩かれることを、そしてシーンハンティングしておくことをおすすめします。

時間だけは買うことができませんので・・・。

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町の風景は何がつくる?                               byKK

P1010029.JPG

今日はちょっと散漫な授業になってしまいました

「知らないことの罪」は「知らないことの罰」ではないのでご心配なく(笑)
でも、いつも地球のことを考えながら生きていく時代になったことを忘れないで

さて、皆さんの写真がどうしても自然の緑に向いてしまうのは仕方ないけど
もう一度、街にでて街の色を探してみてください。
No.71でトーテムポールのようなオブジェを探してくれたので
みちを分ける装置をご紹介しておきましょう

写真は南区高宮の西鉄電車駅近くの歩道です
並木道と車道を分けるチェーンそしてカラフルなブティックが都会らしい風景を演出しているとおもうけど、実は看板が少ないのが街が散らかって見えないポイントかもしれない

のぼりをきちんと巻いてあるところからすると、町並みの規制があるのかもしれませんね

b0198057jpeg184ec123jpeg筑豊から勝山に抜けるトンネル

古いトンネルがしばらく工事中でしたが最近完成しました。

いつも窓を閉めたくなるほど排気ガスが充満している嫌いな場所でしたが、換気能力もアップしているようで、内壁もきれいにお色直しされています。
トンネルのリフォームははじめての経験ですが、これはこれですばらしい技術です。
(運転中はすべてノー-ファインダーで何度か撮影したうちの2枚です、あまり真似しないで・・・)
6601104bjpeg人はなぜ塔をつくる?
講義でもおはなししたのですが
人間は群れて生きるための都市をつくり
繁栄のしるしとして塔をつくってきた。

東京タワーしかり、京都タワーしかりそしてこの福岡タワーも同じである。

この塔の目的知っていますか?
観光客には人気ですけど・・・上ったことありますか?

ところで、博多ポートタワー知ってますか?
昔、ツタンカーメン展があったころ?叔父に連れて行ってもらったことがある福岡のタワーの元祖のようなもの。

最近、子供を連れて上ってみた。
今はその展望より、福岡競艇場のレースが面白かった。
カーブのぬきつぬかれつの様子は券を買っていなくても上から見るとけっこう面白い。
何より競艇のルールが理解できたのが大きいかな(笑)

さて福岡タワーの機能は宿題にしときます。
環境や建築では社会への影響力の大きさから、
他のデザインを評価したり歴史的デザインを引用したりすることがよく見られる。

これが大量生産を前提とする工業デザインとなると、
商標登録やデザインの著作権などの権利関係から意匠を真似ることは禁じられる。
つまりデザインにオリジナリティが求められる。

ところが、売るために、あるいはトレンドだからとデザインの模倣がなされることはけっこう多い。

以下、
よく似たサイズとデザインで個性がないといわれる国内自動車産業のなかでも
(ほんとうは)独自の個性で知られるスバルの例

スバルの代表車種であるレガシーがオリジナリティの高いデザインであるのに対し
その下位に位置するインプレッサのデザインにはその時代の流行におもねる傾向が見られる。
(つまり真似と思える部分が見える)

1.旧型インプレッサのマイナーチェンジ時のフロントマスクは日本人初のフェラーリデザイナー奥山清行(ピニンファリーナ時)の「エンツォ・フェラーリ」ににているような・・・
2.新型インプレッサのサイドビューのラインはBMW1シリーズに近いような・・・

どれがオリジナルでどれが物まねかは、当ててみて・・・


BMW_1series_5door_07.jpg 9567bf28jpeg 838625a4jpeg cf5a2b5bjpeg
P1000015b.jpg e74ba92ajpegエコロジーがようやく一般に浸透してきたようです
企業もエコを考える姿勢を見せています
でも、その内容はさまざまのようです

たとえば透明フィルム
現代社会では、サランラップを代表するポリフィルムはもはや手放せない手軽さで家庭生活に浸透していますが、1回限りで捨ててしまうものだけに、永久に分解しないプラスチックは問題が大きい

アジアで無神経に捨てられるポリ袋、土に返る物性と燃えても害にならない物性の差は以外に大きい
そこに企業のエコへの姿勢がみえかくれする
4f283f9djpeg 9093a86fjpeg 36.職住一致 by:kokojima

久しぶりに久留米市の街中を走りました。
通町というところです。

中心街からやや少し離れていることと、もともと問屋街でもあることから、古い建物と新しい建物が渾然一体となった不思議に懐かしい香りのする町です。
ただ、電線や電柱がこうした景色を台無しにしていると改めて感じます。
42126_normal.jpgところ変われば・・・

なつかしい左のコマーシャル写真をインターネットで見つけました。
VOLVOの740(~940)シリーズのボディーの強さ(つまり安全)をPRするコマーシャルです。

スウェーデン製のこの車、1982年から1997年まで実に15年間基本設計を変えずにつくられたもの。VWカブトムシやイギリスのMINIなどとおなじく長寿の家系です。
ちなみに私も1996年製の中古のシルバー(写真:一番下の車と同じ!)と、同じくグリーンメタリックの2台を乗り継いでかれこれ21万Km走り、まだ現役です。

634e8c03jpeg
今回は、北欧製の車の空調の考え方から環境への適応について考えてみます。
右の写真はVOLVOの空調パネルです。別に変なところはないですね。
数字やイラストはわかりやすく何の戸惑いもなく使えます(はずでした)。

一番左の風量ダイアルをAUTOに、真中の吹き出し口もAUTOにすればあとは右のダイアルで温度を決めればOKです。

はじめてのドライブ
右のA/Cボタンを押したら赤いランプがついたのでこれでOKとディーラーを出発・・・走っても走っても涼しくならず次の日エアコン故障と車屋さんに・・・33540d61jpegディーラーいわく「エアコンのスイッチが切れていますよ」
スイッチをよく見ると「A/C OFF」と書いてある!!

なんとこのスイッチ、押すと「エアコンが切れる」のです。
A/C OFFスイッチをONする?のです
極北の地では空調が切れると生命が危ないので警報的にランプが点くのです。
また隣の換気スイッチも外気導入を止めると、ガラスが曇り危険なので室内循環にすると危険を知らせて赤く光ります。

つまり、極北の冬を想定した空調は・・・常に新鮮な外気を取り入れて曇りを防ぎ、空気の汚れを排気しながら常にエアコンを入れて適切な気温を保っておくつまり空気調和の考え方です。

さらにこの車、標準でヘッドライトワイパーとウォッシャー、バックミラーとシートにヒーターがついており、したがて強力なバッテリーが乗っていて一度も交換したことがないのです。

その割に暖房が効かない?
これは車が古いからだとあきらめていたのですが、ある気温零度近い冬の夜中、眠気覚ましに窓を全快にしたとたん、今までにない大音量が響き渡りヒーターが全開に、そして大量の温風を送ってきました。
このエアコン、気温が非常事態にならないと本気にならないタイプのようです。さすがに笑ってしまいました。

改めて、取り扱いマニュアルを見ました。
1.電球の交換の仕方、使用電球の種類がすべて克明に記されている。
2.床下の塗装のはげに注意すること。タッチアップ塗装の仕方が書いてある。
3.長期駐車の場合にタイヤが変形しないようにジャッキアップするように書いたてある。
4.ボンネットはストップした点からさらに持ち上げると直角まで開くのでガレージ内で整備するときに注意と書いてある。
などなど、これはまさに整備マニュアルであることに驚きました。

便利、快適装備と安全装備
世界中でSUVと呼ばれるサバイバル的でかっこいい「4駆」ブームです。

温暖で走行距離が短く荒野がほとんどない日本でもほとんど必要のないランクルやパジェロが多くみられるのですが、車の装備自体はカーナビやオーディオをはじめ便利、快適性へと車が発展しているかんじです。

一年の半分を氷のなかで暮らさねばならない北欧の車は極限時の安全性を考えることとなる。
すなわち、車の頑丈さ、極限環境への対応、いざというときの整備のしやすさなどが考えられている。
fdf076e4.jpeg
グローバル化の時代とはいえさまざまな環境で使われる自動車。
大量生産時代のなか、どうローカルに対応していくのか興味のあるところ。

最新のVOLVOのエアコンシステム
VOLVOもフォードに買収され以前のような独自性は薄れてきた。
しかし、エアコンへのこだわりは別。
操作スイッチは運転席と助手席別々にコントロール出来、吹き出し口はわかりやすいイラストでレイアウトされている。もちろんどんなグレードであれ後席への配慮も忘れていないのは、エアコンが快適装備でなく安全装置であるからだろう。

1ea5a890jpeg建築のグラッフィック処理
いつも通っているのに気がつかなかったのだけど
このビルの白と茶色ちょっと変な塗り分けだと思いませんか。

最近、建物の中低層部分と高層部分の表現を変えて、高さを抑えて見せるデザインが増えています。(特に都市化してきた地域に建つマンションに多い)

この建物は、実は交差点に建っているので、他の建物より容積率(床面積の合計を敷地面積で割ったもの)が有利なのかもしれないが、周囲の建物よりやや背が高いのです。

そこでまわりの建物の高さまで白、茶の格子で、それより高い部分を白で処理したのでしょう。柱も1つおきに茶と白に色分けしたのでしょうが、この交差点90度より鈍角だったので角の柱より出っ張ったバルコニーの壁がグラッフィック的に茶の柱を隠してしまいます。

そこでバルコニーの端の柱の部分だけ茶にしたのでしょう。

デザイナーが不在のデザイン処理の例です。

あなたならどうデザインする?

正解はなく、いろいろな考え方があると思います。
ボクの考え方は、また別の機会に・・・

f03f8f9bjpeg c6c3b2e0jpeg何もない田舎の風景 その2
夜明けの色は白
さらに数分後にはオレンジにと変化していきます。

何でもない風景ですが、橋という直線的な人工物があるだけで何かひかれませんか?

でないと、九重のつり橋を見に30万人のひとが訪れる理由がないですから・・・


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Kouichi Kojima
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建築デザイン
自己紹介:
建築設計のかたわら、Nishi-nippon Junior Collegeにて住環境論の講座を担当しています。
このブログは環境を学ぶ学生さんが日常のシーンを携帯カメラで切り取った写真を通して表現する場所です。
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